「偽善者」エホバの証人、国連との秘密の関係を絶つ

'Hypocrite' Jehovah's Witnesses abandon secret link with UN
http://watchtower.observer.org/apps/pbcs.dll/artikkel?SearchID=7316824218417&Avis=WO&Dato=20040309&Kategori=NEWS2&Lopenr=110150001&Ref=AR

We thank Mr.Stephen Bates for his generous approval to translate and post his articles.


組織内では繰り返し非難してきた団体を、他方では支持するという偽善的行為を告発する記事が、Guardian紙に掲載された数日後に、エホバの証人は慌てて国連との提携を解除しました。

『ガーディアン』紙  2001年10月15日(月曜日)

「偽善者」 エホバの証人 国連との秘密の関係を絶つ


Stephen Bates
宗教問題特派員

先週の月曜日の記事掲載後、ニューヨークに本部を置く組織の指導部は、国連の問い合わせに先んじて、自らが黙示録の緋色の野獣と見なしている団体との提携解除に同意した。

承認された団体は、国連の目的を共有していることを明確にすることが求められているが、逆に証人たちは、それを世界支配を企む大いなるバビロン、黙示録の野獣、すなわち「神とその民の目に忌むべきもの」と見なすよう長老に教えられている。

協会は政治に参加しているとは考えておらず、当初国連サイトの証拠を過小化あるいは否定しようと努めた。なお国連サイトのリストには1,500の提携NGOの一つとしてものみの塔協会が掲載されている。

証拠を明らかにした者は背教者との非難を受けた。排斥された人々は、残りの人間、つまり聖書に預言されている神を信じない者と同様に、カラスに屍をついばまれる運命にある、言うなれば「鳥のエサ」と組織内部では見なされる。

昨日までに、353の正式な投稿があり、325の掲示板でこの記事とそれによって暴露された新事実に関する議論がなされ、米国の証人たちからは記事の写しを見たいという要求があった。

月曜日にGuardian紙のサイトに掲載され、あるエホバの証人の掲示板に書き込まれると、数時間のうちに世界の14,000人以上の人がこの記事を読んだ。


  1. Stephen Bates, 「「偽善者」エホバの証人、国連との秘密の関係を絶つ」『ガーディアン』2001年10月15日号
  2. 国連スキャンダルへの英国支部広報担当の公式回答
  3. 2001年11月1日付「国連との関係についてのものみの塔協会の公式説明」
  4. 「ものみの塔協会は黙示録の緋色の野獣を「支持」していたのでしょうか?」
  5. 国連人権高等弁務官事務局 (UNHCHR) 公式サイト
  6. 国連広報局NGO課によるものみの塔協会との提携関係に対する公式回答

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