The Watchtower's Official Response to the UN Scandal!
http://watchtower.observer.org/apps/pbcs.dll/artikkel?SearchID=7316824560526&Avis=WO&Dato=20040316&Kategori=NEWS&Lopenr=110230001&Ref=AR
これは国連スキャンダルに対する ものみの塔協会の公式回答で、Paul Gillies氏がThe Guardian紙に送った手紙です。
件名: エホバの証人と国連 拝啓 The Guardian紙の宗教問題記者Stephen Bates氏による二つの記事に関して、添付いたしました手紙を公表していただければありがたく存じます。 敬具 Paul Gillies |
エホバの証人 2001年10月22日 投書担当者 拝啓 The Guardian 紙10月8日号、15日号に掲載されたStephen Bates氏による記事は、エホバの証人が国連に登録した経緯を実質的に不正確に伝えるものであり、数多くの事実誤認が含まれています。 1991年に当協会の一法人がNGO(非政府組織)として国連に登録しましたが、これはただ大規模な国連図書館への入館を可能とすることのみを目的としたものでした。これによりIDカードを入手した記者は調査目的で図書館に入館し、当協会の機関誌に国連の記事を書く上で必要となる情報を入手することが可能となりました。この件を秘密にする必要はありませんでした。 申請した当初は申込用紙に署名する必要はありませんでしたが、数年後エホバの証人の統治体の知らないところで、国連は提携基準を発表しました。それは登録しているNGOに国連の目標を支持することを要求するものでした。 事態を知った後、当協会のNGOとしての地位は取り消され、記者のIDカードも返却されました。 敬具 Paul Gillies 追伸 私のメールアドレスは公開しないでください。
WatchTowerSociety, The Ridgeway, London NW7 IRN |
拝啓 Gillies 様 ガーディアン紙に私の最初の記事が掲載されてから2週間後、当紙掲載を目的として寄稿されたあなたの手紙を見せていただきました。 私の記事が掲載されてから何千人ものエホバの証人が私に連絡をしてきました。彼らにあなたの手紙を回覧させていただけるなら幸いです。と言うのは、もし緋色の野獣と皆さんの関係になんら秘すべきものがなかったのであれば、ものみの塔協会が出版物の中で国連をたびたび非難しているにも関わらず、あまりにも多くの信者がそのことを知らなかったのは驚きだからです。 証人たちが裏切られたと感じていること、事のてんまつ全体に対して偽善を感じていることの理由はこれなのかもしれません。もし秘密でも何でもなく、ただ図書館の入場券を手に入れるためになされたのであれば、あの記事が掲載される何日も前に私があなたと話したとき、なぜそう言って下さらなかったのですか。当然そのことはご存じだったでしょうし、少なくとも事実関係を突きとめるのはいとも簡単にできたはずです。広報代表というものは大抵その程度のことはできるのですから。 さらに、記事が掲載されてからわずか二日後に、どのみち秘密でないはずの「状況を把握した」として、ものみの塔協会が国連からの脱退を決めたのはなぜですか。どんな組織であれ、他の組織に加盟する以上、相手組織の基本原則への賛成が要件とされることは当然知っていなくてはならないものです。ですから、国連憲章の目的を受け入れることが、突然自分たちに降りかかったかのようなふりをするのは、控え目に言っても正直ではありません。 あなたの手紙を見る限り、私の記事にはなんら事実誤認はありません。というのは、私たちが話をした時にあなたが説明する機会のなかった論点など、手紙にひとつも含まれていないではありませんか。私は、この手紙が掲載されるとは思えません。が、私に何が分かると言うのでしょう。あなたたちの敵に関する教えによれば、私など裁きの日に鳥についばまれる存在にすぎないのですから。 ご多幸を祈ります。 Stephen Bates |