『良心の危機』図書館設置キャンペーン参加のお願い

 日本全国のインターネット人口は5,547万人、世帯普及率は50.0%(2004年6月時点)とされています。利用者は急激に増えてはいるものの、まだ国民の半数がインターネットを利用していないことになります。

 ものみの塔協会はインターネットへの接続に関し非常に否定的な考えを持っていますので、現役のエホバの証人の利用率はこれよりずっと低いはずです。適当な手段がないために、組織の実態を知らされない人がまだまだ大勢います。

 そこで私たちは、インターネットに接続していない現役の証人に、元統治体の成員レイモンド・フランズ (残念なことに2010年6月2日亡くなりました。⇒参照)の書いた『良心の危機』を図書館で読んでもらいたいと考えています。

 現役証人のなかには、読んでみたいと思ってはいるものの、家族がエホバの証人なので買えない、家へ持って帰れない、という状況もあるでしょう。また切り詰めた生活をしているために4千円の出費が難しいという人がいても全然不思議ではありません。

 そのような現役証人に、休日や奉仕の帰りにふらっと寄ってもらい、その時間だけでもゆっくり読んでもらえるよう、地元の図書館や、通っている大学の図書館に『良心の危機』の購入リクエストを出していただけないでしょうか?これは、たいていその市町村に居住している、あるいは職場がある人、またその大学に学籍のある人しか行うことができません。

 どの方も、どうぞこのキャンペーンにご参加ください。本が売れることで、私たちにマージンが入るようなことはありません。全国の、エホバの証人を見守る善意の方々のご協力をお願いいたします。

 もし、購入のリクエストが通って、図書館に配置された時には、STOPOVER運営係(アドレスはトップページ)までお知らせください。また、すでにあることが確認された場合も、ご一報いただければ幸いです。下記『良心の危機』所蔵図書館リストに登録させていただきます。


『良心の危機』表紙 (7KB) 良心の危機
  「エホバの証人」 組織中枢での葛藤


 レイモンド・フランズ (著)
 樋口 久 (訳)

 せせらぎ出版
 ISBN: 4884161025
 ¥3,800  

リクエスト方法

 地元の図書館の貸し出しカウンターに、図書館備え付けのリクエスト用紙に必要事項を書き込んで提出します(無料)。自治体の境を越える引っ越しの予定のある方があれば、ぜひ引っ越しの前と後に、また卒業をひかえた学生さんも、卒業前にリクエストをお願いできれば幸いです。

なお、公立の図書館に蔵書として加えてもらおうとしているのに

  1. 宗教関係の本なので対応が遅い、または最初から及び腰
  2. 近隣市町村の図書館にある場合に、そこから回されて来てしまう可能性がある

ということが、わかりました。そこで図書館に申請を出す際、

  1. 私が読みたい本であると同時に、図書館に蔵書として置いてほしい本である。
  2. 県内では○○図書館にも蔵書として置いてある本である。

ということを、申し添えていただければ幸いです。

「図書館の自由に関する宣言」について

公立の図書館の場合には「図書館の自由に関する宣言」というものが適用されるはずです。購入希望を出される時の参考として掲載させていただきます。

第1 図書館は資料収集の自由を有する

  • 図書館は、国民の知る自由を保障する機関として、国民のあらゆる資料要求にこたえなければならない。

  • 図書館は、自らの責任において作成した収集方針にもとづき資料の選択および収集を行う。その際、

    1. 多様な、対立する意見のある問題については、それぞれの観点に立つ資料を幅広く収集する。
    2. 著者の思想的、宗教的、党派的立場にとらわれて、その著作を排除することはしない。
    3. 図書館員の個人的な関心や好みによって選択をしない。
    4. 個人・組織・団体からの圧力や干渉によって収集の自由を放棄したり、紛糾をおそれて自己規制したりはしない。
    5. 寄贈資料の受入にあたっても同様である。図書館の収集した資料がど のような思想や主張をもっていようとも、それを図書館および図書館員が支持することを意味するものではない。
  • 図書館は、成文化された収集方針を公開して、広く社会からの批判と協力を得るようにつとめる。
(2010年10月16日追記)

蔵書検索による確認

本キャンペーンを開始してから数年が経ち、情報技術はさらに進歩・普及し、図書館の収蔵状況を自宅に居ながら確認できるようになりました。

例えば、以下のようなサービスがあります。

ただし、現時点では全都道府県を一括検索する機能はないようですし、データが反映されるまでのタイムラグがあるようです。 ご自身で購入申請されたのでなくても、このような形で蔵書を確認された場合も、どうぞお知らせください。

(2010年10月14日追記)

『良心の危機』 所蔵図書館 リスト (2010/10/19 現在 登録数108 )
北海道札幌市中央図書館
北海道大学医療技術短期大学部図書室
岩手県一関市立一関図書館
宮城県東北大学図書館
栃木県日光市立今市図書館
真岡市立図書館
大田原市立図書館
栃木県立足利図書館
那須塩原市黒磯図書館
群馬県群馬県立図書館
茨城県坂東市立猿島図書館
埼玉県越谷市立図書館 本館
川越市立中央図書館
埼玉県立熊谷図書館
千葉県成田市立図書館 本館
八千代市立勝田台図書館
佐倉市立佐倉南図書館
神田外語大学附属図書館
浦安市立中央図書館
東京都国立国会図書館
東京都立中央図書館
東京都立多摩図書館
足立区立中央図書館
北区立中央図書館
杉並区立中央図書館
世田谷区立中央図書館
文京区立目白台図書館
練馬区立大泉図書館
練馬区立石神井図書館
八王子市生涯学習センター図書館
調布市立中央図書館
立川市立中央図書館
白百合女子大学図書館(調布市)
福生市立中央図書館
町田市立中央図書館
創価大学 中央図書館(八王子市)
立教大学池袋本館
立教大学武蔵野新座図書館
法政大学多摩図書館(町田市)
帝京大学 メディアライブラリーセンター
立正佼成会 付属佼成図書館
神奈川県横浜市立中央図書館
神奈川大学横浜図書館
大和市立図書館
厚木市立中央図書館
相模原市立図書館
藤沢市湘南大庭市民図書館
湘南国際女子短期大学図書館
海老名市立中央図書館
小田原市立かもめ図書館
フェリス女学院大学附属図書館
新潟県長岡市立中央図書館
富山県富山県立図書館
高岡市立図書館
石川県金沢市立泉野図書館
長野県長野市立図書館
上田市立図書館
原村図書館
伊那市立図書館
信州大学附属図書館 松本合同図書館
岐阜県岐阜県図書館
岐阜市立図書館 分館
静岡県浜松市立図書館
県立静岡高等学校図書館
富士市立中央図書館
愛知県名古屋市鶴舞中央図書館
安城市中央図書館
豊田市中央図書館
長久手町中央図書館
三重県三重県立図書館
滋賀県滋賀県立図書館
龍谷大学 学術情報センター 瀬田図書館
京都府城陽市立図書館
立命館大学衣笠図書館
京都大学附属図書館
同志社大学総合情報センター
大阪府大阪府立中央図書館
大阪市立中央図書館
高槻市立小寺池図書館
松原市立三宅図書館
枚方市立中央図書館
箕面市立中央図書館
桃山学院大学附属図書館(和泉市)
大阪信愛女学院短期大学図書館(大阪市城東区)
奈良斑鳩町立図書館
宇陀市立中央図書館
兵庫県兵庫県立図書館
神戸市立中央図書館
姫路獨協大学附属図書館
姫路市立城内図書館
広島広島県立図書館
広島市立中央図書館
市立竹原書院図書館
呉市中央図書館
三原市立図書館
鳥取県鳥取県立図書館
島根県島根県立図書館
松江市立中央図書館
岡山県岡山県立図書館 本館
山口県岩国市中央図書館
山陽小野田市立厚狭図書館
愛媛県松山市立中央図書館
徳島県徳島県立図書館
福岡県北九州市立中央図書館
直方市立図書館
佐賀県佐賀県立図書館
長崎県長崎県立長崎図書館
沖縄県浦添市立図書館

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